種子からの株と同じように素直な生育。
5月10日 第一回挿し木
7月15日まで・・・・8本の親株から300本まで増殖。
全然病気、ウイルス病が発生していない。他の病気の発生も認められない。
栄養繁殖によるトマト苗の大量増殖はSmartMax GreatRay溶液浸漬及び葉面散布で
無造作に出来る。
赤玉土の土壌消毒は行う必要はない。
土壌病害菌を休眠させることが可能である。
ウイルスのMOG-A1菌溶液による不活性化は、今後、多様な植物で継続して試験しなければ確証は出来ない。
無性栄養繁殖する場合ウイルス病はやっかいな病気である。
ウイルスは利口な病害菌で宿主を枯らさない。
栄養繁殖する場合挿し木、接ぎ木で行う植物は多いが、この時刃物に付着した汁液が伝染経路になる。
トマトは近頃低段密植栽培が普及しつつある。
この栽培法は大量の苗の確保がポイント。
挿し木で苗を確保する場合、ウイルスの不活性化が出来れば、トマトは無限挿し木でクローン増殖できる。
MOG-A1菌は多様な微生物を不活性化出来る。
ウイルスではどうか・・・・。
この試験を連続挿し木で試験を行った。
試験材料
トマト 米寿
試験方法
播種し本葉10枚の時5枚目でカットし挿穂とした。
約15日置きに脇芽をカット挿穂とし、これを繰り返した。
カッターは霧殺菌で行った。
挿穂をSmartMax GreatRay溶液30倍液に30分浸漬後、赤玉小粒(無殺菌)に挿した。
腰水で発根を促し、発根後ペレポスト フォーレストドリームで6号ポリ鉢に植えた。
SmartMax GreatRay30倍溶液を灌水。
10日間隔でSmartMax GreatRay溶液30から100倍液葉面散布。
挿穂採取用の親株には10日間隔で30から100倍のSmartMax GreatRay溶液を葉面散布。
SmartMax GreatRayによるトマト低段栽培用挿し木
ウイルス不活性化試験
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